2016年11月13日
中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度として、『業務改善助成金』があります。
この制度は、生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成してくれるものです。
選択するコースにより助成額は異なりますが、支給要件は以下の通りです。
■支給要件
1 賃金引上計画の策定
事業場内最低賃金を一定額以上引き上げる(就業規則等に規定)
2 引上げ後の賃金額を支払うこと
3 生産性向上に資する機器・設備などを導入することにより業務改善を行い、その費用を支払うこと
(1)単なる経費削減のための経費は除く。
(2)職場環境を改善するための経費は除く。
(3)社会通念上当然に必要となる経費は除く。
4 解雇、賃金引下げ等の不交付事由がないこと
助成金は活用したいけど、方法がわからない、手続きが面倒など、少しでも助成金にご興味のある方はお気軽にご相談ください!!