2014年6月9日
ビジネスプランはできているが、法人成りがよいのか、個人事業で始めたらよいのか、事業開始をするには何から始めたらよいのか、わからないといった相談をよく受けます。事業を始めること、会社を設立することはそれほど難しいことではありません。その事業を継続・発展させることが難しいのです。
会社の寿命はよく30年ともいわれます。また起業してから1年で4割、5年で6割、10年で8割が廃業・倒産するといわれています。このようなデータからも事業を永続させることが如何に難しいのかがわかります。
自分が描いている将来の「事業のあるべき姿」を具体化すための道筋や活動計画を実行して評価・改善するためのビジネスツールとしての「経営計画・事業計画」は事業運営にとても大事です。
経営計画・事業計画の意義は、まず何より、自分自身ためにあるのです。それはチェックリストであり、シナリオです。今は儲かっているから「大体でいい」「儲かる予感がするから大丈夫」といった姿勢では、ビジネス経営の困難さには打ち勝てません。
事業運営・企業経営の中で実績として出てくる経営数値は「活動計画」を行った成果です。 何が良くて上手くいったのか、何が悪くて上手くいかなかったのか検証することが事業発展の源泉です。
資金調達・銀行借入のために当然事業計画は必須です。その資金調達だけに活用され、その後は運用されないケースをよく見ます。事業計画は、「計数計画」としての側面に重点が置かれている傾向にありますが、誰が、いつまでに、何を、どのように、実行するのか、という「活動計画」の側面も必要です。
さっぽろ経営センターでは、経営計画・事業計画作成・運用を支援する専門スタッフが多数います。
ぜひ当社まで問合せください。